先生。~Forever Love~


放課後になって
先生の車の前で待つ。

いつまでたっても先生が来ないので
職員室までいってみることにした。


「せんせ〜…?」

夜の校舎は暗くて
職員室の明かりだけが頼りだった。

「すきなんです!」

急に聞こえてきた大声にびっくりする。

今のは、職員室から…。

ソロっとドアを開けて中を見る。

…!

あれは…
先生と、国語の先生の…ミナ先生…。


でも、どうして…

2人が抱きしめあっているの…?


私はその場から離れたくても
足が動かなかった。

次第に荷物を持つ力がなくなり
教科書がたくさん入ったカバンが
勢い良く落ちる。

その音をきいて素早く離れる2人。
先生はやっぱり瞬発力がいいなぁ。

私が鞄を落とした瞬間
わたしのほうをふりむいた。


私は先生と目があった。

「あ、さな…り…。」

「あ、先生…
ごめんなさい、ほんとに!
さよなら!」

あわててその場から走り出す。

「おい、まて!」

「いーじゃないですか、先生。」

「すみません、みな先生。
僕は彼女がいるので。」

「それって…
さっきのあの子ですか?

教師と生徒の恋なんていいとおもってるの!?」

「いえ、違いますよ、あの子は関係ありません。」

そういって先生は職員室を飛び出した。