「今日のおまえのあの格好かわいかったな〜」

なんて急にゆうから私
慌てちゃってこける所だった。

「な、なにいってんの、先生。」

「あの格好で泣かれたとき
ほんと食べちゃいそうだった」

と、いって先生はニヤリとした。

ほんと、先生がそんなこというから
勘違いしちゃうじゃん。

「先生。」

「ん?」

「私、バカだからそんなことゆったら
勘違いしちゃうよ。」

「…」

あぁ。
やっぱり、冗談だったよね。

どうしよう、引かれたかな、私…。


心配して涙目になっていると

突然抱き寄せられた。

「別にいーよ、勘違いしても。」

「え…」

「やばい…
俺、教師失格だよな…」

「せん…せい…?」

「生徒に恋するとかぜってぇーないっておもってたのに…
やられた。」

これは…
先生が私のこと好きってこと…?

だよね…?

「先生、それって…?」

「俺、お前がすきだ、さなり」


嬉しくて涙がでてきちゃったよ…。

「お前まだ中1なのに…
後2年…いろいろと大変だよな…。」

「大丈夫だよ!
先生がいたらなんだって出来ちゃうんだから!」

「はは、たくましいなぁ!
さなりは。」

「えへへ」

「さなり、卒業するまでがんばれる?」

「うん!私、がんばるから!」


そのあと先生は5分ぐらい私を抱きしめた後

よし、そろそろ戻ろうか、といって
私から離れた。