こちらでお待ちください。

そう言われ連れて来られたのは待機室

『やだな…インフルエンザ…』

落ちこみながら母にそう言った。

『きっと大丈夫だよ。』

お母さんが私に笑顔で言う。

お願い!!風邪であって!!

私は心の中で叫んだ。

お願い!!お願い!!!

しばらくすると看護師のひとがなにか

小さな紙を持ってきた。

『残念だけど〜陽性だねぇ』

看護師さんは苦笑いしながら

その神を見せてきた。

うわぁ!うわぁ!最悪。

なんで私ばっかりこうなるの。

私必死に頑張ってきたのに。

神様はそんな私を見捨てるんだ。

頑張ってきたのに。見捨てるんだ。

面接は終わったのにここまでショク

だったのは四日後にある、

ある出来事だった。