あれは、去年の夏ぐらいの──…


「ねぇねぇ!」


妄想の世界に入りそうだった、
私をとめてくれたのは、可愛い女の子だった。


「私、西沢梨香っていうの!ねぇ、友達になってくれない?」

「あ、うん!いいよ!私は如月結実だよ!よろしくね~!」


知らない人だらけだったけど、さっそく友達ができて、すごく嬉しかった。


梨香と、話ていると、結構気があって、それから二人で過ごすようになった。


梨香と知り合ったのがきっかけになって、いろんな人と仲良くなることができた。