私は辰野を置いて駆け出した。 今すぐこの思いを伝えたいよ。 体育館まではもともと遠いのに なぜこんなにもっと遠く感じるんだろう。 息切れしながらも体育館についた。 「はぁはぁ。 村上…!」 「…莉子ちゃん?」 近くの水道で彼は休んでいた。 私がここにいるのに驚いたのか 固まっていた。 「…村上!! 私、村上が好き!!」