これは、私、岬 里伊が本心を綴ります。








ブラスバンド部で一緒に活動してたみんな。

いつも、悪態さらしてばっかだったけど、みんなにすっごく感謝してます。


いつも優しくしてくれてありがとう。



なんでこんなところで綴っているのか、そう思う人もいるかも........。






私たちブラスバンド部67期生は、もともと部員は8人いました。







でも、ある出来事があって、中学3年の県大会出場を直前に、いなくなった彼女。





私は、その人にこれを読んで欲しくて、書いているのです。







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正直、今でも心残りがある。



貴女がそのまま部にいたら、今でも連絡が取り合えたら........





どれほど嬉しいだろう。


貴女は優しかった、優しすぎた。

それは私たちにもだけど、多分貴女自身にも。







だから、あんな終わり方になったのかもね?


もう少し、もう少し頑張って欲しかった。







でも、なにも言わずにいなくなるなんて........残された私たちはすごく後悔した。



貴女になにもいわなきゃよかったって。


そしたら貴女は私たちと一緒に頑張れたのかもしれない。








そう思うと今でも心が痛いよ。



また、どこかで会いたい。

貴女に会いたくないって言われる夢、何度もみたけど、やっぱりあきらめられない。








会いたいの。







なんにも話せなくてもいい。

口聞いてくれなくてもいいから。





私に連絡が欲しい。






私は幼稚園のアルバムで貴女のことを思い出す。






いつも開くと貴女は笑っている。


私の隣で。







もう一度だけでいい。

会いたい。





許してくれなんて言わない。

許してくれなくていいから、一目でも貴女のこと見たいの。











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神様........お願いです。


私にもう一度、彼女に会うチャンスをください。







私が生きている間に........



どうか会わせてください。