お前が好き、大好き。







「ホテルだー!!!」


「やば、でっかい」


ホテルについた。
予想外のでかさ。


「荷物をとったら各班鍵を取りに来てください。部屋に荷物をおいたらすぐご飯です。」


「まじではらへったよな。」

「早く部屋行こう疲れた。 」


とりあえずここで一旦鈴花とお別れだ。





―――――




「あー、食った食った。風呂行こ。」


登山のおかげでとてつもなくお腹がすいて
ほんとに食べ過ぎた。


風呂に入って、お土産を見てたとき。

「大輝ー!!!」

鈴花。そこにはたしかに鈴花がいた。

風呂上がりだから、ポニーテールじゃなくて髪を下ろしてた。

その鈴花が可愛くてほんとにとてつもなく可愛くて。



「大輝聞いて、海ね、お風呂に入ってるときずーと裕太の話しててね、めっっちゃ可愛かったの!」


いや、すいません。
あなたもとてつもなく可愛いです。


「あ、鈴花お土産買ってくるね!あとでね!」


あとでね!は果たしていつのことか分かんなかったけど。笑


あ、鈴花体育科のやつに話しかけられてる。

彼氏だったら止めにいくんだろーなー。

なんか虚しくなるな。


「大輝、なにしてんの。」

「わ、海。ぼけーってしてた。」

「ちょ、健ちゃん女の子に連れ去られてたよ?」


「告白!?告白じゃない?羨ましいね。」


「そうだねー。私もなー。うーん。」



海も恋する乙女だなー。
なんか微笑ましい(笑)

「じゃ、明日ね。」

「おう。」




おし、健ちゃん探しに行こう。笑