お前が好き、大好き。







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「それじゃあ、2週間後に控えた
宿泊研修の研修班を決めたいと思います。
必ず男女混合で最高6人までの班を作ってください。」



やっぱり健ちゃんは、
「健くん一緒になれる?」とか
「健くん大輝くん幸くん裕太くんとわたし達で6人だよ?」とか
なんかわざわざ俺まで入らてもらって
申しわけなくなる。



ここで登場するのはやっぱり海で。

「健ちゃん大輝幸一裕太鈴花私。
ほら、6人。
これでよくない?」

と。


「ごめんねー、この6人で元々約束してたんだ。ごめんね。」

こんな優しく返す。モテる男は違うな〜。




でも。

「大輝よかったねっ。
計画順調だね。」

ってこそこそ言う鈴花はやっぱり可愛くて。



そうか、二日間の研修を
裕太と海のお陰?で
俺は鈴花とすごせるんだ。


これはまじで幸せな予感しかしない。
どうしよう。