――――― 気づいたら寝てた。 まだ頭が少し重い。 今何時だろう、と携帯を探したとき。 「あ、大輝おはよ~!」 「えっ!?!?鈴花!?!? え、どういうこと。えっえっえっ。夢?」 ドアからちょこんと顔を出して 俺の方を見てニコニコしてるのは どっからどう見ても鈴花だ。 もう訳がわかんない。