「最近鈴花とはどう?」
「うん、普通になったよ。
笑い顔も普通に見る。」
「そうかそうか、よかった。こくんないの?」
「俺から告って、また付き合わなきゃみたいな雰囲気にさせたくない。」
「大輝お前ほんと真面目だな。」
こう、元カレに心配されるのも
多分異様。
でも、ほんといいやつだ。
「駿は鈴花とどこまでいった?」
「俺?俺はー、ちゅー止まり。」
ちゅーしたのか。
俺日和とちゅーしてないから
まだ始めては守ってる。
ちょっと墓穴ほったまた。
「あ、駿相談。」
「ん?」
「俺鈴花からバレンタインもらったんだけど、なにお返しがいいかな。」
「んー、んー。」
「なんかある?」
「物よりデートの方がいんじゃね?」
「そうか、その手があったか!!
ありがとう。駿」
