お前が好き、大好き。





2月になった。



新学期になってから、
推薦入試だとかでごたついて
なかなかきちんとした登校日がなかった。



でも、俺はどうしていいかわからず
毎日鈴花を迎えに行ってる。


鈴花はよく笑うようになった。
もちろんえくぼつきで。




それがとんでもなく嬉しい。




「おはよう、大輝。今日も寒いね。」




「寒いなぁ~。」




「最近休み多いよね。
明日からも休みだっけ?」



「そうだ~。鈴花バドミントンの県大会いつ?」



「入試休み終わった次の日から1週間ちょい!」




おみやげ待っててね~。という鈴花。



もし俺らが付き合ってたら俺はもうちゅーしてたかな。




確かに距離は一切なくなった。

でも復縁の見込みはあるのでしょうか。