『何すんですか!』 メガネがなきゃ、遠くが全く見られない――… 「嗚呼、ごめんね?これからメガネ屋に行こうか」 存在を忘れかけてた運転手に、メガネ屋の名前を告げる 『どうしてくれんですか?買ったばかりなのに…』 彼を睨みつけても、彼はふん、と顔を背けるだけ そして、声を発した 「―――君、メガネつけないほうが何倍も可愛いから、さ」 ――――ドキリ、と胸が高鳴った気がした