初恋、嘘恋、片恋。











  「わあ...かっこい...い...。」









 普通、女子の部屋ならかわいいとか、オシャレとか、綺麗とか....。






 でも、晶ちゃんの部屋は とにかくかっこいい。





 なんでそう思ってしまうのかも分からない。





 「はい。これきて...今の服装、ちょっと可笑しいから。」








 「あ、ありがと...。」






 晶ちゃんがだしてくれたのは、白がベースなTシャツに、デニムのカーディガン。







 「スカートはそれでいいからね。」






 晶ちゃんはそういって、自分の髪型をくしでといていた。なんでも、髪をいじるのを忘れていたらしい。