「美咲、次体育だよ?そんなんじゃ、もたないって。」 体育....あ、マラソンとか言ってた...気がする。 「あたし..。授業パスする...。おなかすいて、倒れたらこまるじゃん?」 あたしは、マラソンが大の苦手だ。 「美咲ちゃん、ほんとはマラソンしたくないんでしょー♪」 「そ、空兎君...。なんで分かったの?」 「カマかけただけ~♪じゃあ、俺もさーぼろっと。」 突然、空兎君がそういった。