「美咲、行くぞ。杉沢、陸が校門前で待ってる。」 あたしは、蓮にがしっと腕を掴まれた。 「じゃーね♪美咲、また連絡とるからね!」 「晶ちゃん...また会おうねっ!」 あたしは、掴まれている左腕の反対の右手で、大きくバイバイした。