初恋、嘘恋、片恋。





「美咲ぃー、お待たせー」




や、やっと来てくれたぁ…



晶ちゃんは、クールに制服をきこなしていた。



す、凄い…同じ制服でも、こんなに変わるもんなのか…?





「あ、晶ちゃん…あのさ…」



あたしは、立って晶ちゃんの机の前にしゃがんだ。



だって、奴に話を聞かれたくないからね。