「お電話かわりました。新山美咲です。」 警察…きっと、空兎君のことだろう。 何も知らないふりをして、電話にでた。 『彪雅空兎さんが亡くなった…。その時、貴方の携帯を持っていたんですが…それと、手紙を。』 …あたし、そういえば携帯忘れてきたんだった。 でも、手紙なんて身に見覚えがない