初恋、嘘恋、片恋。









 「く....空兎君....」











 そこには、いつものフインキと違って、真面目に写っている空兎君がいた。









 入学式の写真じゃん。








 なに...?あー、第一発見者かなんかでうつってんのかなー?





…そんなんで、写真でる…わけないじゃん。





あたしは、現実を受け止めようとすることは出来なかった。