「ぶっ...新山、馬鹿な事しなくていーから行くぞ。」 「笑うなっ!..髪の毛くずれちゃうじゃんっ!」 蓮は、腹を抱えて笑った後、あたしの頭をうしゃっとやった。 あたしは、言葉で強がっているものの、何か胸がいつもよりもはやく動く。 ...。蓮に名前を呼ばれて、触れられて......。 あたし、初めてじゃないのに.......。 ドキドキしてる........。 もしかして..あたし... なんてね。蓮のことが好きとか...おかしいから。 変な事考えないで思いっきりたのしもーっと。