目の前が真っ暗になる。 朝の石鹸の匂いに混じって少し汗の匂い。 「紘也くん...?」 「しばらく...このままがいい...。」 私はそれから何分か紘也くんに抱きしめられていた。 「ありがと。行こう?」 「うん。」 そう言って中に入る。 「レイ。オレ、シャワー浴びてくるけど、どーする?オレの部屋で待ってる?」 「ぁ...うん。いいの?」 「あぁ。」 それから、私の頭を撫でて部屋の鍵を渡された。