そして、レイたちは会場に戻ってきた。
「レイ、ちょっといいかな?」
「霧矢くん。なぁに?」
「あのさ...あの紘也ってやつ、おかしいだろ...愛し方が狂ってる。レイ、あんなやつやめとけよ...。」
えっ...?
確かに...狂ってるのかもしれないけど...
紘也くんは良い人だよ...?
「霧矢くん...紘也くんは良い人だよ...?」
「オレにはそうは見えない。レイが心配なんだ。」
「心配してくれるのは嬉しいけど...大丈夫だよ?」
「っ...レイ...あーゆう奴が好きなのか?」
「違う!紘也くんを悪く言わないで!霧矢くんは紘也くんの過去を知らないからそんな事が言えるんだよ...」
「レイ.....。じゃあ、一つだけ。レイ、オレもお前が好きなんだぞ?」

