投票の集計作業はもう少しかかるようなので先に皆で晩ご飯を食べた。 「鈴、私晩ご飯いらないから先にお風呂に入ってくるね。」 「あぁ、ゆっくり疲れをとっておいで。一応晩ご飯のこしとくけど。」 「ありがと。いってくるね。」 「いってらっしゃい。」 あー。疲れたぁー。 ぐいっ 「きゃっ!?」 誰かに腕を掴まれた。 「ぁ...紘也くん!びっくりしたぁ...」 って...あれれ?? 紘也くん、なんでそんな顔してるの?? 悲しそうな怒ってるような愛に飢えた顔。