俺様彼氏

~弓弦side~

やっと、お昼♪
美香ちゃんと食べよぉ

「美香ちゃん、一緒にお昼食べない?」
「ぅん!食べる♡」

やっぱ、可愛いなぁ

「俺も一緒に食べてもいい?♪」

唯人くんならいいよね

「「いいよ」」

声、ハモッた♪
楽しいなぁ

「お前ら先に行ってろよ」

はぁ?あんた、誘った覚えないんですけど

「言われなくても行きますよ。
ってか、あなた誘ってないし」

「まぁまぁ、弓弦ちゃん。
陽人もいいでしょ?
男俺一人じゃ心細いし
ねっ?」

んー。唯人くんがそういうなら
仕方ないか・・・。

「分かった。」

「さすが、弓弦ちゃん♪
話が早ぁい」

「じゃぁ、屋上行って食べようか?」

へえ、屋上上がれるんだ

「美香ちゃん、行こっ♪」

「ぅん。行こっ」

ガシッ
ん?何で、腕掴まれてんの?

「弓弦は、俺とちょっとお話な
唯人と美香はさっきに行ってろ」

「何でっ。私も美香ちゃんと一緒に
行く!」

「いいから、黙って言うこと
聞いてろ」

えー!
最悪・・・。

「じゃぁ、ゆずちゃんあとでね」
「弓弦ちゃん、頑張って」
「あとでね。なにを頑張るか分かんないけど
頑張るっ」
2人にお別れを言って私と俺様野郎は
屋上を後にした。