俺様彼氏



「お世辞じゃ「お前ら友達だったんだな」

私が「じゃないよ」って言い終わる前に
俺様野郎が話してきた
無視しよう。って、美香ちゃん喋ってるし!

「あれ?私、小学校の頃陽人に言わなかったっけ?」

陽人って言うんだぁ じゃない!

「あぁ、あの子。」
「何で、陽人が知ってるの?」
「朝、絡まれてたから助けてやった」

おいおいおい、勝手に話進めないでぇ

「あのぉ、2人はどういうご関係で?」

「あぁ、幼馴染。」
と俺様野郎
「親同士が幼馴染だから小さいときから
仲がイイの」
と美香ちゃん。。。

あぁ、なるほどね

「なんの、話?」

って、誰?

「あっ、唯人」

「美香ちゃん、だぁれ?」

「紹介するね。
幼馴染の道明寺唯人(どうみょうじ ゆいと)
だよ。それと、私の彼氏♡」

マジですかっ

「よろしくね。弓弦ちゃん♪」

「よろしく」

「ってかさぁ、何でさっきから
俺を無視するわけ?」

出たよ
あんたの存在忘れてた。

「なによ、俺様や。」
やばっ、口滑っちゃった
どうしよ

「俺様なんだよ?」
めっちゃ、ヤバイ笑顔向けられてる

「朝のこと、忘れたわけじゃぁ
ねぇよな?」

キーンコーンカーンコーン♪


ラッキー