眠り姫

「…奈々……ごめん。ごめんな…。最後の最後まで…お前を守ってやれへんかった…」




何度も何度も謝った。




「奈々…愛してるで…。一生、お前だけを愛してる…」



愛してると何度も言った



そして、眠る奈々を抱きしめキスをした





夕日も沈み始めた頃

片付けが終わり

部屋を見渡した。




「こんな広がったんやな…」



奈々と奈々に繋がれた機械以外に、物はない



それが、奈々の最後を物語っていた