眠り姫

家に着いて、1人。


しばらくはソファーでボーっとしていた





奈々と出会ってから6年。
付き合ってからは4年。


今までのことを思い出していた。




奈々と俺は同じ高1の時同じクラスだった。

入学式で一目惚れ。


当時は内気な性格だったために、遠くから眺めているだけ。



2年の時にはクラスが離れ、会うのは集会や廊下ですれ違うくらい。


奈々は俺をただの同級生としか見てないと思った。




3年、期待こそしていたが無理だろうと諦めていた同じクラスになれた。

奇跡が起こったのかと思った。

チャンスを無駄にしたくなかった俺は思い切って告白した。



それが高校3年になった春。

桜が散り始めた頃だった。