眠り姫


「奈々、今日天気ええねん!太陽の香りがするんやで!せやからさ、窓開けるな!」




窓を開けると爽やかな風が入ってきた。


飾ったばかりの花が揺れる。




「うん!やっぱ気持ちえぇわ!」





「どっこらしょっと」



年なのかなんなのか

おっさんみたいな掛け声で奈々の横に座った。




奈々の顔を眺め、管に繋がれている手をとる。