眠り姫


「もう1ヶ月くらいになるかしら?最初と比べたら随分表情が明るくなったわよね!」


「ははっ、そうっすか?」


「うん!とっても!彼女さんはまだ…?」


「…はい。まだ覚めませんわ。」



ちょっとした常連になってる俺は、奈々のことをおばちゃんに話している。



「そう。早く目を覚ますといいわね!おばさんも祈っとくわ!」


「ありがとうございます」




お金を払って可愛くラッピングされた花を受け取る。



「ほな、また来ます」


「いつもありがとう!また来てね!」





おばちゃんに別れを告げ、店を後にする。