傷ついた羽

海に沿って歩いている私に


後ろから慶ちゃんの声が聞こえた。



「凛!!!」





「………慶ちゃん……」


まさか、私のこと追いかけてきてくれたの?





「凛。……行くな。」






「……慶ちゃん…。」







頑張って抑えていた涙が


また活動を再開し





私は慶ちゃんの腕の中にいた。