傷ついた羽

「あれれー!!?」




「逃げちゃったー」




「相変わらず、弱いねー」






「じゃあ彼氏さん、私達と一緒に遊びましょう?」


勝ち誇った顔をして
最大限色気を出したはずだった。


しかし


「…悪いけど俺、凛にしか興味ないから。

大体その歳になってまでろくなことしか出来ないってことは君達はこの国の恥だ」




二度と凛に近づくな。







そう言い残し



大きい影は

小さくなった影を追いかけた。