「ちょっと........崇彦、いきなりどうして」
「美琴........浮気でもしてたのか?」
「してないわっ........電話のは」
「なにも話すな。ここで美琴は俺のものになる。」
「え?ちょっと、崇彦!?」
「あーそうだ。喉乾いた?
飲み物でもやろうか。」
「う........うん。」
崇彦はキッチンに行って、コップにジュースと氷を入れた。
さらに、ズボンのポケットから取り出した粉末状の薬を取り出し、ジュースの中へ入れた。
美琴のもとに戻った崇彦は、ジュースを渡した。
そして、それを美琴が飲むのを確認した。
「う........崇彦................」
「どうした?」
「なんだか眠いの........身体が動かない........」
「そうかもね」
「どういう................こと?」
「そのジュースは睡眠薬入りだから。
眠くなるのは仕方ないんじゃない?」
美琴は完全に寝入ってしまった。

