わ、す、れ、ら、れ、な、い、

私達はファミレスに行った


「バイトまだ続いてる?」


葵が聞いてきた


「続いてるよ 楽しいしね」


私は笑いながら答えた


ふと首の辺りがかゆくなって服をずらし首をかいた


「それって…」


葵が驚いた顔で私を見ている


「えっ、何?」


葵が私の鎖骨の辺りを指差した


「あっ、これは…」


私は鎖骨の赤くなっている部分を手で隠す


「まさか… 美里…」


「彼氏出来たんだ もちろんヤったよ」


「み、水澤先生はどうしたの…?」


葵は恐る恐る聞いてくる


「いやいやもう好きじゃないし 彼氏ぐらいいても」


私はなぜ葵がこんなに驚いているのか不思議だった