わ、す、れ、ら、れ、な、い、

「先生…?」


目の前には先生の姿が


「相沢さん… 僕は…」





ハッ


辺りを見ると知らない部屋


ここは…


そっか私は遠藤くんに…


じゃあさっきのは夢か…


水澤先生何を言いたかったんだろ


ってもう関係ないよね


私は起き上がろうとすると…


「痛いっ」


腰に痛みが走った


「無理すんなよ」


隣で寝ていた遠藤くんが言った


「もう7時だ… 帰らないとな」


あっ、寝てたんだ…


帰らないと心配される


外を見るともう真っ暗だった


「そうだね 服着る」


私は腰の痛みに耐えながら服を着て遠藤くんの家を出た