わ、す、れ、ら、れ、な、い、

私は放課後遠藤くんにメールで呼び出された


"学校の屋上で待ってる"


って


付き合ってるんだなって実感する


屋上に行くと遠藤くんがベンチに座っていた


私に気づいた遠藤くんは


「よう! 座れよ」


遠藤くんがベンチを指差した


「なんかあった?」


私はベンチに座ると遠藤くんに尋ねた


「あのさ… うちに来ない?」


「えっ… それって遠藤くんの家ってこと?」


「あぁ、うちの両親今日いないんだよ だから…」


家ってまだ付き合って2日…


何がなんでも早すぎる


でも断ったら悪いし…


「うん! いいよ じゃあ行くね」


「本当か! じゃあ帰り一緒に帰ろうぜ」


遠藤くん喜んでるみたいだしこれで良かったんだ