わ、す、れ、ら、れ、な、い、

「遠藤くん!」


私は遠藤くんに駆け寄った


遠藤くんの部活は終わるまで私は練習を見ていた


やっぱり遠藤くんはカッコいい


幸いにも遠藤くんのファンは誰も来てなかった


「ごめん 待ったよな?」


「大丈夫だよ! 遠藤くんかっこ良かった」


遠藤くんは恥ずかしがりながら


「ありがとう」


と言った


「じゃあ行こうか」


そう言うと遠藤くんは手を差し出してきた


私は戸惑う


「えっと…」


「あ、ごめん いきなりは無理だよな」


そう言い遠藤くんは歩き出した