わ、す、れ、ら、れ、な、い、

次の日


「水澤先生 鍵お願いします」


僕は教頭先生から鍵を受け取った


気づいたら他の先生たちはもう帰っていて


僕だけが学校に残っていた


「わかりました」


僕が言うと教頭先生は帰っていった


そろそろ帰ろう


僕は荷物を鞄に入れ携帯を見た


携帯を見ると着信が1件


誰だろう…


画面には知らない番号


するとまた画面に同じ番号が


僕は電話にでる


「も、もしもし」


「あっ、水澤先生? 私 岡崎です」


電話をかけてきたのは岡崎さんだった


「あ、岡崎さんか どうしたんですか?」


「あのさ、明日時間ある?」


「まぁ 土曜日だから時間はありますけど」


「よし! じゃあ私明日学校行くから」


「えっ… どうして?」


「また明日ね!」


岡崎さんは僕の質問に答える前に電話を切ってしまった


何かあったんだろうか…?