わ、す、れ、ら、れ、な、い、

この手紙にはまだ返事を書いていない


忘れてたと言ったら嘘になるけど…


気づけば今になっていた


この手紙をもらったのは卒業式の前の日


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「水澤先生! はい ラブレター」


相沢さんはそう言うと僕に手紙を渡した


「あ、ありがとう」


僕はその日の夜手紙を読んだ


そこには色んなことが書かれてあった


相沢さんは僕のことが本気で好きだったこと


僕のことを信頼していたとゆうこと


そして最後に…


"出会えて良かった"と書いてあった


けど返事は書けなかった


卒業式の前の日とゆうことで色々やることが多くて


その手紙を読んだときはもう次の日になっていた


こうして僕は何もかも中途半端にしたままだった