わ、す、れ、ら、れ、な、い、

「お待たせ!」


私は葵に近寄った


「あっ、えっと… 美里さ中学行かない?」


葵が下を向きながら言う


「何で中学?」


「1回ぐらい行ってみたら? ほら水澤先生とかにスゴくお世話になったんだからさ 制服姿ぐらい見せに…」



「私は行かない! 今会ったら私は…」



せっかく忘れかけてたのに…


「何でよ! それでいいの?」


葵は私の腕を掴んだ


「もう諦めるって言ったよね? 叶わないんだよ 私と先生の恋は!」



この恋は2度と叶うことはない


叶うわけないんだ…


「でも手紙の返事まだもらってないんでしょ? まだ先生が何て思ってたかわからない」


「わかるんだよ! これが先生の答えなんだよ もう終わったの私の片想いは! 卒業式の日に」


私は葵の前から立ち去った


走って走って


葵はおかしい


もう終わったのに…


気がついたら家の前に立っていた