わ、す、れ、ら、れ、な、い、

昼だからかお客さんはいっきに増えた


ようやくおさまったのは2時ぐらい


私はカウンター席に座って休憩していた


するとまたベルが鳴りドアが開いた


私は立ち上がった


「いらっしゃいませ こちらの席に…って…」


私はお客さんの顔にビックリ


「久しぶり! 美里」


「あ、葵!」


そこにいたのは中学のときの大親友


葵だった


「やっぱりここで働いてたんだ」


「まぁね」


「あれ? どうしたの?」


奥から亜紀さんが出てきた


「あの、この子は中学のときの友達です」


私は亜紀さんに葵を紹介した


「あら、そうなの」


亜紀さんはうなずく


「美里 今時間大丈夫?」


「うん! もう終わるけど どうして?」


「話があるの 外で待ってる」


そう言うと葵は店を出た


話ってなんだろう?


私は急いで私服に着替えた