そうと決めたら
私とお母さんは 、徹さんの
家に引越センターの方に
荷物を運んでもらった。


もちろんお父さんの仏壇もね。


長年過ごしたこの家と、
さよならをする、
お母さんと私は


スッカラカンになった
部屋を見て最後に
お世話になりました。

といって家をでた。


徹さんの家は前の家より
私が行く学校から
少し近くなった。


少しだけ早起きしなくて
いいんだぁ。
と呑気な喜びを感じていた、