すると、お母さんは
泣きながら私に抱きついた。

「 日和…。本当にありがとう。
きっとお母さんの好きな人
は日和も好きになって、
くれるって思ってた。

お母さん日和が娘で本当
よかった。

一生懸命、お母さんも
徹さんも 日和を
幸せにするから!」

お母さんはそういうと、
私の頭をポンポンと撫でた。