ドアを開くとそこには
食卓テーブルで、
楽しそうに話してる
お母さんと、新しいお父さんと
もう1人、高校生かな?
男の人が見えた。
お母さんは私に気づくと笑顔で
こっちにやってきた。
「 ほら、挨拶しなさい。
こちらが私の娘の日和です。」
私はぶっきらぼうに
その新しいお父さんとやらに
挨拶した。
「やぁこんにちわ。日和ちゃん
僕は日和ちゃんの
新しいお父さん?といって
いいのかな?
平野 徹 ヒラノ トオル といいます。」
その徹さんは 顔もスタイルも、
そんなにいいって訳じゃなくて
でも、どこかお父さんに
似てて優しそうだった。
「そして僕の隣に
いるのが僕の息子の
平野 輝星 ヒラノ キラ」
ん。 え?
話しがわからない。
息子?!
そんなの聞いてない!!!
「こんにちわ。
平野 輝星です。
日和ちゃん、よろしくね。」
その輝星というひとは
徹さんにはあまり似ていなく
背がたかくて
キリっとした目に
透き通った鼻。
芸能人みたいに
凄くかっこいい人だった。
