幼なじみとの恋愛はアリですか?

寮に着いてベッドにダイブする


二人部屋なのかもう一つベッドがあった


出来るなら仲良くなりたいな…


その時、勢いよく扉が開いた



「ヤッホー!!
私、夏野 五月。よろしくね」


髪を男のように切って、顔にそばかすがある

「春風 菜々花です。よろしくお願いします。」


さっきよりは、ましになったが
やはり、堅苦しい


「菜々花か~可愛い名前だね。あっそうだメアド教えて。」


「えっ…本当に?」


はじめて言われた、はじめて言われた!

嬉しくて震える手でケータイを取り出す


「どどっどうぞぞ」


「それじゃ…はい、出来た。
ちょっと確認してみて」



親とアイツしかなかった所に新しい名前が加わる

「ああありがとうございます。
えっと、五月さん」


「五月で良いよ、私も菜々花って呼ぶからさ
さて、食堂にでも行きますか」


時計を見るとけっこう時間がたっていた

寮の食堂で一緒に食事をとり
話して部屋に戻る…

「菜々花、明日のお昼も一緒に食べよう」


「良いの!?」


「だって、友達でしょ?」


友達


アイツ以外ではじめての友達だ


友達が出来た喜びを誰かに伝えたい


「あっそうだ…秋にメールしよう」


秋にメールして就寝の時間になった


今日は良い夢が見れそうだ