“キスするよ?”

その言葉の後、返事を聞かずに
拓未くんは…下から上へつまり、私へと徐々に近づいてきました。


「え!?ちょ…!?拓未くん!?」

「なに?」

「今は、やめよう?」

キスされると思った私は言ってしまいました。

「じゃあ…夜ね!俺お泊まりの準備してくる!!」

「え!?なにいっ…」

“え!?なに言ってるの!!”

っと、言おうとしたのに彼は
もう、居ませんでした。