こいつに惚れるとか絶対ありえない‼︎

私は家からバスで15分の藤崎高等学校に今日入学する。

偏差値が高くもなく低くもない、まぁ普通の学校だ

「同じクラスになれるといいね!」

「私はあんたより光樹と一緒になりたいわ!」

光樹くんとは沙耶と中学の時から付き合っている男の子だ

「えー、沙耶は私より光樹くんの方が大事なの⁉︎」

「あたりまえでしょ!
ほら、もうついたから行くよ」

「待ってよ〜!」