謎の老人による“ソレ”終わった…ハズだった。


だが次の瞬間…


「ギャアァァァァ！　なにしやがんだ！」


聞こえたのは老人…では無く　とっつぁん　の叫び声だった。それには流石のケイティ先生もビックリして教室にいた全員が校庭を凝視していた。


見ていた全員が　その光景を理解するのに数秒苦しんだ…　優勢だった　とっつぁん　が仰向けに倒れており、その首から“赤い液体”が大量に吹き出していた。


老人と思われていたソレが　とっつぁん　を食べている…貪っているように見えた。


そして数秒後…止まっていた時は動き出し


「キャーーッ！！！！！」


大勢の女生徒の悲鳴と共に


俺たちは“混乱”へと引きずり込まれていた。