世紀末パンデミック

俺は重い瞼を閉じないよう、頑張って開いていた。
二限目の英語の授業。英語なんて大嫌いだった。
英語なんて必要なのだろうか… ましてや学校なんて…


高校生2年になり数ヶ月が過ぎた。
日差しが暑くなりだし、もうすぐ夏になる季節だ。


周りは目指す進路が決まって、動き出す時期だった。
だが、肝心な俺は“夢”なんて無かったし 頭だって下の中といった所だ。


ー1週間前
(バン!)
「ふざけるんじゃない!!」


職員室に呼ばれ、担任に怒鳴られた。
進路希望というプリントを “特になし” と書いて提出したからだ。


自覚が足りない と説教を受けた。
そんな俺を両親は


「お母さん竜ちゃんが元気ならそれでいいわぁ」


「父さんみたいに偉大な男になれ!」


と冗談とも分からない事をいい 二人、笑いながら許すのであった。