「さて、紹介するか。まずお前を迎えに行ったのは、矢代望亜。高2。」

「よろしくね!愛子ちゃん!」

「よろしく、望亜くん。」


なんとなく一緒にいて楽しい人だなーってイメージ。


「そしてこいつは朝倉修哉。高2。」

「よろしく。愛子。」

「よろしく、修哉くん。」


なんだかクールって感じだな。
凛とした感じ。


「そしてこいつが中原航。高2。」

「よろしく愛子♪」


そういって私の手の甲にキスをする。


「え、あ、よろしく、航くん。」


なんだか戸惑っちゃうけど、みんなキャラ違うな・・・。


「そしてこの学校の生徒会長の香坂尚紀さんだ。高3。」

「よろしくお願いします、尚紀先輩。」

「よろしく、夏原さん。この学校のことなら何でも聞いてね?」


そして私はいろんな説明を受けた。
毎日日替わりで送り迎えがあること。

そして移動を少しでもするときは誰かに同伴しもらうこと。


「分かりました!」

「あと、神楽は一番小さいけど一応リーダーだからね?」


そういって笑う尚紀先輩。


「ちょっと、それ関係ないでしょ。」

「ちなみに163㎝だよ。」


私と8センチ差か・・・。


「おい、差とか考えるなよ?」

「あ、うん・・。」

「考えただろ?」


でこピンしてくる龍。
結構オレ様なのかも。