「あたし、この人が好きなんだよ‼︎」 そう言って、雑誌のど真ん中に写ってる人を指差す菜摘。 つーか、俺が聞いてもないこと、スラスラ喋ってるよな。 まぁ俺にとって得することだし、いいか。 そう思いながら、表紙に写ってる人を見て、固まった。