「警察に、花音さんの携帯を追跡してもらった!今、公園前ビルにいる!急いで行こう!」 「紗藍、早く乗って。」 「うん!」 「どうしよう…花音になんかあったら…」 ク代理が私の手を握る。 「大丈夫だ。すぐに着く。」 「うん。」